♫灯りをつけましょ雪洞に…本日はひな祭り

子供の頃、隣に住んでいた幼馴染みの『むっちゃん』の家にひな祭り(今でいう雛パ)にお呼ばれしされたコトを思い出しました

むっちゃんは同い年の女の子。三姉妹の末っ子でとにかく仲の良い女王様…いえ、お友達でした(T^T)

『ひな祭りのお呼ばれ』ということは、美味いもんがたらふく食えるということです

しかも男兄弟しかいない僕には『雛あられ』という甘くて美味しいお菓子は我が家には出たことが無く、憧れの１品だったのです

そんなワクワク感を台無しにしてくれるのが、『むっちゃん、せっちゃん、のんちゃん』の悪女三姉妹…お家に招き入れると、僕を押さえつけて無理やりお祭り用の浴衣に着換えさせて一言

『ひな祭りは女の子の御祝いなのよ！』

どこぞの物語の毒舌メインヒロインか！

口はもとより体格でも勝てない上に３対１なので無抵抗…なすがままです

その時に撮った写真は我が家と一部のクラスメート女子の間に出回り、その後のお姫様と下僕の関係は中学校で体格が逆転するまで続きました

さて、ひな祭りの想いでとはまったく関係ない数年前の１１月の寒い夜、ネットで『〇〇座流星群、今夜が見頃』とあったので夜中に近所の公園に一人で見に行くことに

冬の夜は空気が澄んでいて東京からも夜の星は綺麗に見えます。ベンチに腰掛け空を見上げます

もちろん、冬ですから『あれがデネブ、アルタイル、ベガ…』は見えませんし、実際は夏の空でも他の人に言われなければよくわかりません(ー_ー)ｶﾞﾊﾗ ｼﾞｮｰｸ!ﾖ

そんな一人天体観測は…まぁ異様ですよね。そりゃあ、おまわりさんの一人や二人やってきますよ

『すいません旦那さんどうかされました？』

と急に声をかけられる。なんで旦那さん？という疑問はさておき、その質問には『〇〇座流星群を見ていました』と答えるしかない

そんなに有名な流星群では無かったので、相手方は『嘘だな』と思ったのでしょう、急にありもしない事件をでっち上げてきやがった

【猫に交番】にゃんこ巡査の職質スタート！

『いやぁ…最近、この辺も盗難とか物騒なので…何か変なもの持ってたりしませんよね？下着とか危険なものとか』

待て待て待て！職質だからね【危険なもの】は判るけど下着って…てか、その前に事実かどうか流星群の事ぐらい調べておいてもらいたいもんです

こうなりゃ…こちらは星を相手はホシを見つける真剣勝負。やってやろうじゃないの

♫灯りをつけましょ…懐中電灯で身分証明書を確認…結果はシロ。危うく…

♫ごーにん逮捕で増えた遺恨…となるところでしたからね(ー_ー;)ｱﾌﾞﾅｲｱﾌﾞﾅｲ

本日のありがたいお言葉(ー人ー)

この『星見つけ対決』僕も流星群は見つけられなくてドローかと思いきや…実は僕はおまわりさんの制服の『階級を示す★★』はちゃんと発見していたのです。つまり…

『この勝負は僕の勝ち！』(๑•̀ㅂ•́)و✧

To be next ぱーん！