くましゃけブログ2nd Stage

復活しました!黒歴史として100年後に子孫がコレを見つけて笑ってもらえたらと…Twitter等で紹介してます/https://twitter.com/noshi_0806?s=09

コロナじゃない方のコロナもそれなりに怖かった話をぱーん!

ちょっとだけ昔のお話…

僕の田舎は北海道の東にある小さな漁師町

夏場には浜一面に昆布が干してあり大きめな牡蠣の養殖と缶詰め工場が有名な街。少し前までは駅弁フェアで『牡蠣めし』も大人気でした。有名どころだと、こまどり姉妹や元お相撲さんで元全日本プロレスNo.3だった故ロッキー羽田、そしてパシュート金メダリストの佐藤綾乃さんと同郷です

普段は雪の降らない地域なのですが今夜は結構な降雪になっているようです

んまぁ…そんな田舎まち、子供の頃の冬の遊びと言ったら…

プラスチック製のボブスレーか靴に直に着けて滑るミニスキーしかありません…そして何故か色は『赤』限定。そしてお外で遊ぶ子供の鼻水割合は8割強…

そんな冬の暮らしに必要不可欠なのが煙突付きの石油ストーブ。これがめちゃくちゃ暖かい

では解説します。

①ストーブ本体ですメーカーはもちろん『コロナ』炎が燃えてるエンブレムがなんともカッコイイ

②現在備え付けている所は少ないかと思いますが…薪ストーブからの名残で緑のタンクに水を入れて煙突を通る熱でタンクのお湯を沸かすシステムになっております

ガス給湯器とか普及してなかった頃や、水道凍結した際に力を発揮します

子供の頃はだいたいこのお湯で顔を洗ってました…基本飲み水ではありませんよ?


さて…タイトルの怖いコロナとは実はこのコロナ製のストーブなのです

イラストには書いてませんが、ストーブの周りには触って火傷しないように鉄製の網の囲いがしてあります。そしてこのコロナの石油ストーブは『自動着火装置が簡単にイカれる』という弱点があります

そのためマッチで火を点ける訳ですが…方法としては

①…ストーブに着いてるツマミを点火に合わせます。すると灯油が本体に流れてきてフェルト部分にしみます

②…ある程度灯油が出てきたらストーブ上部のフタを開けて火を着けたマッチを投下する

これでミッション完了です(๑•̀ㅂ•́)و✧

ですが…朝はみんな忙しいのです。だいたい灯油を出しっぱなしにしてしまうのです

我が家でも3日に1度は忘れます。家族全員忘れるというミラクルファミリーです

その出しっぱなしで数ミリ溜まった灯油の池にマッチを投下しても火は点きません

ならばどうするか…ティシュの出番です

ティシュ一枚丸めて投下してスグにマッチを追い投下すると…見事点火完了です

ですが…この方法はメーカーも推奨していません(ー_ー;)何故なら…

おわかりいただけただろうか…

急激に灯油が燃えるのでストーブの一部が刀鍛冶が鉄を燃やしているかのように真っ赤になるのです

ある意味一気に高温になるので部屋も直ぐに暖まります(๑•̀ㅂ•́)و✧ですが…その灼熱のストーブはとあるモノに悪影響を及ぼします…

先程の『コロナのエンブレム』です。普段は火傷防止の網に付いてる安全なエンブレム…ですが!真っ赤に燃えたストーブ周りのエンブレムは手では触れないくらい熱く…むしろ触ったら完璧にヤケドをします

小学4年生の時のコト…その日も誰かが点火ミスをした朝でした

当時の朝起きてきた僕の至福の時は暖かいストーブの前で着替えること…

寝惚けていたのでしょう真っ赤に燃えてるストーブに気づかずに外側の網にハグです

『ジュッ!』と言う音と伴にほのかにお肉の焼ける匂いと僕のお腹から煙が…

もちろん、痛さと怖さと情けなさとお腹が空いていたのも全部ひっくるめて号泣です

その日は病院行ってからの登校になりました

それから3日ほど経った頃でしょうか…さほど痛みもなく普通にお腹を見てみるとくっきり『コロナ』の文字が反転して傷跡として残ってました『ナロコ』です(コはCみたいに反転)家族に大ウケしたので上機嫌で学校に行きましたが…その日の3時間目は身体測定という事はすっかり忘れてました


その日の3時間目の保健室からはかつてないほどの笑い声が響き渡りました

僕の呼び名が『ナロコ』になった瞬間でした


本日のありがたいお言葉(ー人ー)

チョコレート工場は甘い香りがして歌にもなりますが、缶詰め工場は街中が魚臭くなるので歌にはなりません


To be next ぱーん!

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